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葬儀費用の準備をしている人は53.1% 喪主経験者の42.5%が「葬儀費用を知らず後悔」

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2021/06/05 11:00

 燦ホールディングスグループの株式会社公益社は、喪主もしくは葬儀を執り行ったことのある40代から70代の男女1,000名を対象に「ライフエンディングに関する意識調査」を実施し、その結果を5月17日に発表した。調査期間は3月16日から18日。

 葬儀のことで知っていればよかった・後悔していることを複数回答で聞くと、最も多かったのは「葬儀費用」の42.5%で、以下、「葬儀社の選び方」(20.6%)、「葬儀の流れ」(17.5%)、「葬儀のマナー」(17.0%)、「葬儀の種類」(15.2%)が続いた。「特にない」は38.6%だった。葬儀以外のことで知っていればよかった・後悔していることを同様に聞くと、「相続について」(21.3%)、「お墓・霊園・納骨堂について」(15.2%)、「遺品整理の方法」(14.3%)、「仏壇・位牌について」(14.1%)の順となった。「特にない」は47.6%。

 葬儀費用の準備をしているか聞くと、「準備している」と回答したのは53.1%だった。そこで、葬儀費用の準備をしている531名にその方法を複数回答で聞くと、「葬儀用に貯金」(312名)と「生命保険(死亡保険・葬儀保険等)」(240名)が多く、そのほかでは「互助会」(86名)、「生前贈与」(26名)などがあった。

 一方、株式会社よりそうは、一都三県在住の40代から70代男女400名を対象に「家族葬に関するイメージ調査」を実施し、その結果を5月18日に発表した。実施期間は4月5日から8日。調査では家族葬を「通夜、葬儀・告別式を行い、参列者は親族や親しい友人のみのお葬式」と定義したうえで実施している。

 万が一の際に故人を家族葬で見送りたいか、たずねたところ、「とてもそう思う」が32%、「まあまあそう思う」が39%で、71%が肯定的に考えていた。「どちらともいえない」は23%、「あまりそう思わない」と「そう思わない」はともに4%だった。また、幅広く参列者を受け入れる「一般葬」の葬儀運営にかかわったことがある129名の回答も同様の結果で、肯定的にとらえている人が72%となった

 家族葬の印象を複数回答で聞くと、「時代に合っている」が65%、「シンプル」が58%、「リーズナブル」が42%、「自分に向いている」が38%で多かった。家族葬の参列者数の印象では63%が「1~10名」と回答し、親族も呼ばず親しい家族のみで行うことを前提としている人が多数を占めた。また、費用に対する印象は「0円~10万円」が20%、「11万円~30万円」が41%、「31万円~50万円」が27%、「51万円~100万円」が11%などとなった。

 突然訪れる葬儀では、葬儀費用についてよく知らないまま執り行っている人も少なくないようだ。

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