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仮想通貨、続ける理由は「気軽に取引できるから」 一方で取引所をかたる詐欺が急増中で注意喚起も

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2021/06/12 13:00

 株式会社アイネット証券は、仮想通貨の取引経験がある男女1,043名を対象に「暗号資産(仮想通貨)の現在と未来」に関する調査を実施し、その結果を4月20日に発表した。調査期間は4月5日から6日。

 仮想通貨の取引状況を聞くと、取引を現在も行っているのは82.5%だった。そこで、仮想通貨取引を続けている860名にその理由を複数回答で聞くと、「気軽に取引ができる」(49.8%)、「24時間365日取引ができる」(40.6%)、「今後の価格上昇が期待できる」(32.0%)、「大きな利益を出せる」(26.7%)、「将来性がある」(25.5%)、「経済の勉強になる」(13.4%)、「先を読む力が付く」(7.6%)の順で続いた。

 また、取引をして分かった仮想通貨取引最大の魅力を聞くと、「少ない金額で大儲けできる可能性を秘めている(30代女性・広島県)」「将来的に資産価値が高騰するかもしれないというわくわく感(50代男性・神奈川県)」などがあった。

 他方、仮想通貨取引を中止している183名に中止した理由を複数回答で聞くと、「なかなか利益が出ない」(37.7%)、「価格変動が大きく不安定」(35.5%)、「セキュリティ面が不安」(14.8%)、「大きな損失を出した」(13.7%)、「法整備が進んでいない」(12.6%)の順で多かった。

 一方、BBソフトサービス株式会社は5月31日、「インターネット詐欺リポート 2021年4月度」を発表した。

 リポートによると、調査として収集している仮想通貨取引所をかたる4月のフィッシング詐欺サイト数は61件で、前月比3.2倍に増加した。同詐欺サイト数は、2020年5月から2021年1月の期間は月間10件以下だったが、2月に13件、3月に19件となり、4月に入って急増した。

 フィッシングサイトで盗用されていた仮想通貨取引所は「Coincheck」「bitFlyer」「bitbank」「BITPOINT」「MyEtherWallet」の5ブランド。主な手口は、社名もしくはブランド名を詐称した偽のメールから偽のログインページにアクセスさせ、ID・パスワードなどのログイン情報や二段階認証コード等を詐取するものが多い。

 仮想通貨取引所をかたる偽のメールでは、「アカウント情報の確認をしたい」「パスワード変更の案内」「異常な操作を検出したため、アカウントが停止されている」などの趣旨で送られてくることが多かった。また、フライングセールを切り口にした偽販売サイトの発生もあるという。

 怪しいメールが届いた場合には、メールから誘導されているWebページにアクセスするのではなく、正規のサイトからアクセスするなど注意したい。

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