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転職の決め手、コロナ後は「リモートワーク」重視 一方、転職が決まるまでの応募社数は平均10.5社

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2021/06/26 11:00

 ヒューマングローバルタレント株式会社は、同社が運営するバイリンガルのための転職・求人情報サイトの登録者586名を対象に「新型コロナウイルス感染症拡大以降の転職に対する意識」について調査を実施し、その結果を5月28日に発表した。調査期間は5月7日から11日。

 コロナ以降の転職に対する意識を聞くと、75%が転職に対して「意識が変化した」と回答した。「変化なし」は20%、「分からない」は5%だった。

 そこで、意識が変化したと436名に、転職活動で重視すること・入社の決め手について複数回答で聞いた。コロナ前では「給料」が237名で最も多く、以下、「勤務地」(196名)、「キャリアアップ」(141名)、「ワークライフバランス」(128名)、「オフィス環境」(124名)の順だった。

 一方、コロナ後では「リモートワークの有無」が263名で最も多く、以下、「勤務地」(220名)、「働く時間の柔軟性」(215名)、「ワークライフバランス」(206名)、「給料」(195名)の順となった

 コロナの前と後を比較すると、コロナ後に1位の「リモートワークの有無」はコロナ前では12位(61名)、3位の「働く時間の柔軟性」は同11位(90名)と大きく順位を上げた。他方、コロナ前に1位だった「給料」はコロナ後に5位、3位だった「キャリアアップ」は同7位(146名)に順位を下げている。新型コロナ感染拡大は、ライフスタイルの変化に伴って転職先選びにも影響を与えたようだ。

 一方、株式会社ビズヒッツは、転職経験がある299名を対象に「転職が決まらない理由」についてアンケートを実施し、その結果を6月14日に発表した。調査期間は4月3日から5月3日。

 転職が決まらない理由を複数回答で聞くと、最も多かったのは「経験・スキルの不足」(120名)だった。コメントには「企業が欲していたスキルや資格を保有していなかったため 男性・当時20代」「経験した職種が希望職種と違っていたため 女性・当時40代」などがあった。2位は「年齢が高い」(41名)で、「年齢制限のない求人に応募したが、自分の年齢が48歳と高かったため 男性・当時40代」などのコメントがあった。以下、「面接で失敗した」(35名)、「志望動機が弱かった」(27名)、「条件が折り合わなかった」(22名)が続いた。

 転職活動で転職先が決まるまでに応募し社数を聞くと、ボリュームゾーンは2社~10社で、応募した企業数の平均は10.5社だった。ただ、中にはかなりの数の応募をした人もおり、50社を超える企業に応募した人が挙げた不採用の理由には、「経験・スキル不足だった」「年齢が高かった」「転職回数が多かった」「志望動機が弱かった」「社風に合わなかった」などがあった。

 新型コロナの影響で転職環境が大きく変わる中、転職先探しに苦戦している人もいるようだ。

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