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家計調査、貯蓄額は1,791万円で2年連続増加 貯金額は「手取り年収の2割未満」が4割

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2021/06/26 12:00

 総務省が5月18日に公表した「家計調査報告(貯蓄・負債編)」によると、2020年の2人以上の世帯(以下同じ)における1世帯当たり貯蓄現在高(平均値)は、前年比2.1%増の1,791万円だった。過去の推移を見ると、2011年は1,664万円で2016年には1,820万円まで増加。その後、2018年に1,753万円まで減少したものの、2019年から連続して前年を上回った。

 貯蓄現在高階級別の世帯分布を見ると,貯蓄現在高の平均値1,791万円を下回る世帯が67.2%を占め、貯蓄現在高の低い階級に偏った分布となっている。また、貯蓄保有世帯の中央値(貯蓄0円の世帯を除いて貯蓄現在高を順番に並べたとき、中央に位置する世帯の貯蓄現在高)は1,061万円、貯蓄0円の世帯を含めた中央値は1,016万円だった。

 なお、世帯主が65歳以上の無職世帯の1世帯当たり貯蓄現在高(平均値)は前年比3.3%増の2,292万円で、貯蓄の種類別では「通貨性預貯金」が618万円、「定期性預貯金」が920万円、「生命保険など」が397万円、「有価証券」が348万円などとなった。

 一方、株式会社主婦の友社は、運営するウェブメディア「暮らしニスタ」ユーザーを対象に、貯蓄や資産運用などについて調査を実施し、その結果を6月9日に発表した。調査期間は5月11日から23日、調査対象者は30代から40代の既婚主婦152名。

 貯金のペースについて聞くと、最も多かったのは「毎月欠かさず」の57.8%で、「ボーナスなど収入がある時」の17.0%と「○カ月毎など定期的に」の4.4%を合わせ、子育て世代の約8割が意識的に貯金をしていた。「ほとんどしていない」は14.1%だった。

 ボーナスを含め、1年間に貯金する額は手取り年収の何%くらいか聞くと、「10%~20%未満」が40.0%で最も多かった。以下、「10%未満」が36.3%、「20%~30%未満」が17.8%、「30%~40%未満」が3.7%、「40%以上」が2.2%だった。自分は貯金が上手なほうだと思うか聞くと、「上手だと思う」は17.0%にとどまり、「上手ではない」が53.3%、「どちらとも言えない」が29.6%だった。

 なお、現在の貯金額を聞くと「100万円未満」が17.0%、「100万~300万円未満」が17.8%、「300万~500万円未満」が12.6%、「500万~700万円未満」が15.6%、「700万~1,000万円未満」が12.6%、「1,000万~1,500万円未満」が8.1%、「1,500万円以上」が16.3%だった。

 子育て世代は無理のない範囲で、コツコツ貯金をしている人が多いようだ。

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