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経済を支える縁の下の力持ち 専門商社の従業員年収ランキング

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 今回は専門商社の従業員年収ランキングを紹介する。裏方役として存在する専門商社で働く従業員の平均給与はいかに?

裏方役で目立たないが、縁の下の力持ち的存在

 専門商社は、メーカーと小売業、メーカーとメーカーなどの橋渡し役を担当する。裏方役として目立つ存在ではないが、食品商社の存在がなければ、コンビニやスーパーなどの店頭に商品が並ぶことはない。メーカーにとっては、自社に代わって販売ルートの拡大や物流を担う専門商社は欠かせない存在である。

 実際、日本経済や産業の概要を手っ取り早く早く把握しようと思ったら、半導体、電子部品、化学品、鉄鋼、製紙、日用雑貨、医薬品、食料などの専門商社の動きに注目するのもひとつの方法だ。

 食品商社の三菱食品(7451)と伊藤忠食品(2692)の19年度と20年度の売上内訳を表にしてみた。

 三菱食品の取扱商品で落ち込んだのは、低温食品(冷凍・チルド食品)、伊藤忠食品はビールだった。コロナ禍で休業や営業時間短縮を余儀なくされた外食・業務向けが減少したためだ。

 品目別売上高を細かく開示している伊藤忠食品の場合、調味料・缶詰、麺類・乾物の売上高がアップしている。巣ごもり需要を反映したのだろう。

 販売先別では、ドラッグストアやスーパー向けが増え、コンビニや百貨店向けが低迷した。小売業の最前線ではコンビニに代わりドラッグストアが台頭、食品スーパーが堅調に推移しているという流れを裏付けるデータだ。

 日用品・化粧品卸のあらた(2733)は、マスクや除菌剤などの衛生商材や衣料・食器用洗剤の取り扱いが伸び、化粧品が低迷したことを明らかにしている。コロナ禍の影響を反映したもので、販売先で伸びたのはドラッグストアやスーパー、ホームセンターだった。


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