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メルカリ創業者が財団設立、理系女性向けの奨学金プログラムを実施

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2021/08/05 08:00

 メルカリの創業者で代表取締役CEOである山田進太郎氏は、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)を推進していくため、山田進太郎D&I財団を設立。第一弾として、理系女性向けの奨学金プログラムを実施する。今後、総額30億円を財団に寄贈し、D&I推進のための取り組みを行う。

 財団は、理系職種が男性に偏り、国内の女性エンジニア比率は20%に留まるなどジェンダーバランスが崩れているという課題に注目。その背景には、日本の大学における理工学系女性比率が18.15%とOECDの中でも最低であること、中学生時点では理系科目の成績の男女差はないにも関わらず、周囲の反対やロールモデルの欠如から、進学時に文系を選択する女子学生が多いという現状がある。

 このような状況をふまえ、中高生教育の時点で理系を選ぶ女子学生の増加に取り組み、目標として、大学における理工学部系の女性比率を2035年までに28%まで伸ばすことを目指す。

 この奨学金プログラムでは、応募・選考・支給などのプロセスを極力オンライン化することで、劇的な効率化を目指し、将来的には常時1,000名以上への支給を目指すほか、より多くの人に興味をもってもらい、気軽に応募できるよう、能力主義ではなく抽選制で支給者を決定する。応募のハードルを下げるため、面接も行わない(ただし、多様性などの観点から調整を行う可能性がある)。

 また、理系に興味のある女子中学生を対象に、理系職で活躍する女性研究者や起業家が登壇するオンラインイベントを8月22日に開催する。

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