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首都圏の新築戸建、平均価格が上昇傾向 一方、注文住宅の理想に対する完成度は80%が最多

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2021/08/07 13:00

 アットホーム株式会社は、6月に同社の不動産情報ネットワークに登録・公開された、首都圏の新築戸建の価格動向を調査・分析し、その結果を7月27日に発表した。

 6月の首都圏の新築戸建の平均価格は前月比1.1%上昇の4,008万円で、2017年1月以降で初めて4,000万円を超えた。エリア別の平均価格は、東京都は23区が同2.8%上昇の5,899万円で都下が同1.2%上昇の4,197万円だった、

 神奈川県は横浜市・川崎市が同1.0%上昇の4,518万円でその他エリアが同0.9%上昇の3,909万円、埼玉県はさいたま市が同1.4%上昇の4,026万円でその他エリアが同0.3%上昇の3,273万円、千葉県は西部が同1.6%上昇の3,685万円でその他エリアが同1.3%%上昇の2,889万円だった。

 平均価格は前年同月比でも8エリア全てで上昇しており、東京都23区(前年同月比6.9%上昇)、東京都都下(同5.6%上昇)、横浜市・川崎市(同5.8%上昇)、神奈川県その他(同5.9%上昇)、さいたま市(同9.5%上昇)、千葉県西部(同7.2%上昇)の6エリアで上昇率が5%を超えた。また、千葉県その他エリアを除く7つのエリアの平均価格は、過去最高額となった。首都圏の新築戸建の価格は、上昇傾向が続いているようだ。

 一方、日本トレンドリサーチは、株式会社ハウジング建都と共同で「注文住宅に関するアンケート」を実施し、その結果を7月21日に発表した。調査対象者は、注文住宅を建てた全国の男女636名で、調査期間は7月7日から12日。

 マイホームを建てる前に抱いていた理想に対し、どの程度の家が建てられたかを聞くと「80%くらい」が25.9%で最も多く、次いで「70%くらい」の23.9%だった。また、「100%くらい」が8.6%、「110%以上」が2.4%で、約1割の人が理想どおり、もしくは理想以上の住まいを手に入れていた。

 完成度「110%以上」と回答した人からは「安心安全で広々とした家ができた・70代・男性」「建築士が気を利かせてくれて、玄関扉・駐車場のサイズやリビングの間取りなど、こちらがあとでしまったと思うようなことをすべて手配してくれ、非常に使い勝手がよい家になった・50代・男性」などがあった。

 注文住宅を建てたことに後悔があるか聞くと、88.7%が「後悔はない」と回答した。他方、後悔していると答えた人の理由には「維持費がけっこうかかる・60代・女性」「もっと収納を作ればよかった。子どもが育つにつれ、部屋が手狭になってきた。モデルルームなどを見て、情報を集めればよかった・30代・女性」などがあった。

 新築戸建の価格上昇の背景には、コロナ禍での戸建住宅の需要増加や木材価格の高騰などの影響がありそうだ。

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