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転職の意識調査、コロナ禍で「転職を検討」77% 新入社員は51%が10年以内に「離職の意向あり」

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2021/08/21 12:00

 株式会社MyReferは、従業員数30名から1,000名以上の会社の従業員1,000名を対象に「コロナ禍の転職意向調査」を実施し、その結果を7月8日に発表した。調査期間は5月26日から31日。

 コロナ禍(2020年3月以降)の転職意向を聞くと、「転職をした」が10%、「転職を考えたことがある」が67%で、77%が転職意向を持っていた。そこで、転職を考えた理由を複数回答で聞く(N=500名)と、多かった回答は「会社や事業の将来性に不安を感じたから」が53.6%、「働き方を変えたいから」が42.4%、「自分のキャリアを見つめ直したから」が36.4%だった。

 コロナ禍で転職を考えたものの、最終的に転職をしなかった理由を同様に聞く(N=451名)と、「転職活動をする時間と手間がかかる」が39.9%で最も多かった。以下、「最終的な転職の決め手に欠けた」(32.2%)、「入社後の働き方や仕事へのイメージがつかない」(21.1%)、「自分のスキルや経験が不足していた」(20.4%)が続いた。コロナ禍で転職意欲の高まりが見られるものの、実際に転職活動を始めるにはさまざまなハードルがあり、実際に転職した人は少数にとどまっているようだ。

 一方、株式会社マイナビが運営する転職情報サイト「マイナビ転職」は、2021年に新卒入社した男女800名を対象に「2021年新入社員の意識調査」を実施し、その結果を8月4日に発表した。調査期間は6月25日から28日。

 現在の会社であと何年くらい働くと思うか聞くと、「3年以内に退職予定」が28.3%、「4年~5年くらい」が14.4%、「6年~10年くらい」が8.3%で、51.0%の新入社員が10年以内に離職の意向を持っていた。「定年までいたい」は16.6%だった。

 10年以内に離職の意向を持っている新入社員(N=407名)に、今の会社で長く働こうと思わない理由を複数回答で聞くと、「ライフステージに合わせて働き方を変えたいから(結婚・出産など)」が31.4%で最も多かった。

 以下、「給料がいまいちだから(今後も期待できない)」が29.0%、「色々な会社で経験を積んでいきたいから」が26.5%、「転職でキャリアアップしていきたいから」が26.0%、「仕事がハード・厳しそうだから」が18.9%で続いた。

 男女別の特徴は、「転職でキャリアアップしていきたいから」は男性が37.6%で女性の17.7%を、「ライフステージに合わせて働き方を変えたいから」は女性が41.8%で男性の17.1%を大きく上回った。

 定年まで同じ職場で働き続けたいと考える人は少数派で、理由はさまざまだが、転職意向を持っている人は多いようだ。

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