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たばこ税増税、セブンスターは560円が600円に 一方、コロナ禍で喫煙者の3割「喫煙量が増加」

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2021/08/21 13:00

 段階的に増税されてきたたばこ税が、10月1日に再び引き上げられ、紙巻きたばこ1本あたりの税率が15.244円になる。たばこ税は平成30年から3段階で見直され、平成30年から令和3年10月までの間に、たばこ1本当たり1円ずつ、合計3円(1箱60円)引き上げられる。令和3年10月の引き上げは3回目にあたる。

 これを受け、JTは7月30日、たばこの小売定価改定の認可申請を財務大臣に対して行ったと発表した。申請を行ったのは紙巻たばこ127銘柄、葉巻たばこ18銘柄、パイプたばこ3銘柄、刻みたばこ3銘柄、かぎたばこ22銘柄の計173銘柄。代表的なたばこの価格を見ると、セブンスターが現行の560円から600円に、ピアニッシモが現行の540円から570円に、メビウスが現行の540円から580円に値上げされる。

 そんな中、エーテンラボ株式会社は、5月23日から24日にかけて、嗜好品(酒・タバコ・カフェイン・菓子類)の摂取に関する意識と行動を調査するため、アンケート調査を実施した。

 嗜好品として「たばこ」を選択した152名に、新型コロナが流行する前後で喫煙量がどの程度変化したか聞くと、約3割が「喫煙量が増加した」と回答した。男女別で見ると、男性では「かなり増加した」が13%で「少し増加した」が8%、女性では「かなり増加した」が16%で「少し増加した」が22%となり、女性喫煙者ほど喫煙量が増加したと回答した人の割合が高かった。

 新型コロナ流行前より喫煙量が増加した理由を聞く(N=72名)と、「気分転換のため」が35%、「孤独感や不安感、ストレスのため」が28%、「生活習慣の乱れのため」が21%、「在宅勤務によりいつでも吸える環境になった」が15%となった。回答の傾向は、男性で「気分転換のため」(46%)が多くなる一方、女性で「孤独感や不安感、ストレスのため」(32%)が多かった。

 なお、禁煙の予定について聞くと、「禁煙の予定はない」が46%、「禁煙の意思はあるが時期は未定」が42%、「禁煙の予定がある、禁煙を始めている」が12%だった。禁煙する理由を聞くと、「健康のため」が44%で最も多く、「金銭上の理由で」が26%で2位にランクインした。

 喫煙者の中には、コロナ禍で喫煙量が増えた人も多い。たばこの値上げで金銭的な負担がさらに増える中、喫煙習慣がどの程度見直されるのか注目したい。

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