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10代が投資しているもの1位は「株式」、「スニーカー」も投資対象に

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2021/08/26 09:00

 SMBCコンシューマーファイナンス(サービスブランド「プロミス」)は、2021年7月6日~16日の11日間、15歳~19歳の学生を対象に「10代の金銭感覚についての意識調査2021」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効サンプルの集計結果を公開した。

 まず、全回答者(1,000名)に対し、現在の収入状況を聞いたところ、「収入はない」は20.2%、「収入はお小遣いのみ」は35.3%、「お小遣い以外の収入がある」は44.5%となった。学生区分別にみると、高校生では「収入はお小遣いのみ」が47.4%、「お小遣い以外の収入がある」が30.9%となり、大学生・短大生・専門学校生・予備校生(以下「大学生等」)では「収入はお小遣いのみ」が16.7%、「お小遣い以外の収入がある」が65.3%だった。

 ひと月あたりの収入額は、高校生では平均10,653円、大学生等では平均35,388円だった。前回の調査結果と比較すると、ひと月あたりの収入額の平均は、高校生では264円の増加(前回調査10,389円→今回調査10,653円)、大学生等では3,015円の増加(前回調査32,373円→今回調査35,388円)となった。地域における新型コロナウイルス感染状況に応じて、社会経済活動が段階的に再開された影響の表れか、前回調査から高校生の収入は2.5%増加、大学生等の収入は9.3%増加となった。

 次に、全回答者(1,000名)に、家族からもらっているお小遣いは、ひと月あたり、いくらくらいか聞いたところ、高校生では平均3,547円、大学生等では平均8,269円だった。前回の調査結果と比較すると、家族からもらっているお小遣い額の平均は、高校生では355円の減少(前回調査3,902円→今回調査3,547円)、大学生等では927円の増加(前回調査7,342円→今回調査8,269円)となった。

 また、1か月のアルバイト代はいくらくらいか聞いたところ、高校生では平均6,694円、大学生等では平均26,435円だった。前回の調査結果と比較すると、1か月のアルバイト代の平均は、高校生では719円の増加(前回調査5,975円→今回調査6,694円)、大学生等では2,116円の増加(前回調査24,319円→今回調査26,435円)。緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の実施区域外での感染対策緩和に伴い、商業施設や飲食店が徐々に通常営業を再開した結果、高校生や大学生等のアルバイト収入は増加したようだ。

 全回答者(1,000名)に、預貯金をしているか聞いたところ、「している」は53.1%、「していないが、したいと思う」は38.5%、「していないし、したいと思わない」は8.4%となった。預貯金をしている人の割合は、高校生では47.3%、大学生等では62.0%。

 前回の調査結果と比較すると、預貯金をしている人の割合は、高校生では5.8ポイントの下降(前回調査53.1%→今回調査47.3%)、大学生等では4.2ポイントの下降(前回調査66.2%→今回調査62.0%)。対面授業の再開など社会経済活動再開を受けて、外出や友人との交際の機会が増えた結果、貯蓄よりも消費に回す10代が増えたようだ。

 預貯金をしている人(531名)に、今、どのくらいの預貯金を持っているか聞いたところ、高校生では平均86,773円、大学生等では平均216,215円。前回の調査結果と比較すると、預貯金額の平均は、高校生では11,276円の増加(前回調査75,497円→今回調査86,773円)、大学生等では19,631円の増加(前回調査196,584円→今回調査216,215円)と、どちらも大幅増加となった。預貯金をしている人は減少するも、預貯金をしている人の預貯金額の平均は増加するという結果となった。

 預貯金をしている人・預貯金をしたいと思っている人(916名)に、その理由を聞いたところ、「将来のため」(56.4%)が最も高く、次いで、「買いたいものがあるため」(46.0%)、「万が一のときのため」(33.8%)、「一人暮らしをするため」(23.6%)、「旅行に行くため」(22.1%)となった。

 前回の調査結果と比較すると、「買いたいものがあるため」は14.2ポイントの大幅上昇(前回調査31.8%→今回調査46.0%)となり、「旅行に行くため」は3.7ポイントの上昇(前回調査18.4%→今回調査22.1%)となった。一方、「万が一のときのため」は6.0ポイントの下降(前回調査39.8%→今回調査33.8%)。コロナ禍での行動制限に対する反動や段階的な経済活動の再開による影響か、購買意欲の高まりやレジャー消費意欲の高まり、先行き不安の緩和といった変化が顕著に表れた結果となった。

 また、全回答者(1,000名)に、投資をしているか聞いたところ、「している」は8.3%、「していないが、したいと思う」は35.7%で、合計した『前向き(計)』は44.0%となった。投資をしている人の割合は、男性では10.8%と、女性(5.8%)と比べて5.0ポイント高くなっている。また、投資に前向きな人の割合は、大学生等では48.1%と、高校生(41.3%)と比べて6.8ポイント高い。

 前回の調査結果と比較すると、投資に前向きな人の割合は、大学生等では10.4ポイントの大幅上昇(前回調査37.7%→今回調査48.1%)となった。投資をしている人(83名)に、投資をしているものを聞いたところ、「株式」(33.7%)が最も高く、次いで、「仮想通貨」(16.9%)、「FX」(13.3%)、「投資信託」(12.0%)、「スニーカー」(10.8%)。

 他方、投資をしたい人(357名)に、投資をしたいと思うものを聞いたところ、「株式」(65.8%)が突出して高く、次いで、「FX」(26.9%)、「仮想通貨」(17.9%)、「投資信託」(16.2%)、「債券(国債など)」(12.9%)となった。

 また、現在、投資をしている人(83名)に、投資で得ている利益は、ひと月あたり、いくらくらいか聞いたところ、「0円(ない)」(21.7%)に回答が集まったほか、「2,000円未満」(6.0%)や「10,000円~20,000円未満」(4.8%)などにも回答がみられ、利益額を把握している人(「わからない」を除く)の平均は4,851円だった。

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