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コロナ禍の葬儀、ネット検索者数が増加 検索内容の最多は「葬儀の費用」

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2021/08/28 13:00

 株式会社公益社は、喪主もしくは葬儀を執り行ったことのある40代から70代の男女1,000名を対象に「ライフエンディングに関する意識調査」を実施し、その結果を8月4日に発表した。調査期間は3月16日から18日。

 インターネットで葬儀関連を検索した経験について聞くと、47.3%が「ある」と回答した。直近の葬儀を執り行った時期別に調べると、「ある」と回答した人の割合はコロナ禍以前(2020年2月以前・700名)が39.9%、コロナ禍以降(2020年3月以降・300名)が58.7%で、コロナ禍を機にインターネットで検索する人が増えていた。

 インターネット検索の経験者にきっかけを複数回答で聞くと(N=473名)、最も多かったのは「親の終活」(172名)で、以下、「自分の終活」(154名)、「葬儀の必要性を感じて」(154名)、「葬儀に不満を感じたから」(88名)が続いた。インターネット検索の内容を同様に聞くと、「葬儀の金額」(344名)、「葬儀の内容」(279名)、「葬儀社」(163名)、「葬儀場(斎場・セレモニーホール等)」(159名)の順で多かった。

 なお、SNSで葬儀関連の情報収集をしたことが「ある」人の割合は12.9%だった。SNSで収集した情報の内容(N=129名)を複数回答で聞くと、「葬儀関連の費用」(75名)、「葬儀関連の体験談」(48名)、「葬儀の流れ」(39名)、「葬儀関連のマナー」「葬儀の内容」(ともに31名)の順で多かった。

 一方、Funeral service workers academy, Inc.は、家族葬を執り行った経験のある89名を対象にアンケート調査を実施し、その結果を8月17日に発表した。調査期間は7月1日から31日。

 葬儀を執り行った人のうち、96%の人が葬儀で「大変だと感じたことがある」と回答した。大変だと思ったことを複数回答で聞くと、「費用面(相場の把握・費用の工面・価格や明細が不明瞭など)」(79名)、「身近に情報が少なかった」(76名)、「どの葬儀社に依頼するか」(71名)、「葬儀前後の段取り・流れを事前に把握できなかった」(54名)の順で多かった。

 最も多かった「費用面」に関するコメントには、「ネットで調べても費用に関しては特に分からない(50代)」「最終的な総額がいくらなのか分からない(60代)」「自分の葬儀の時のためにいくら残せばいいのかなどを考えた(70代)」「数社の費用を比較したいが、ネットを調べてもあまり出ていなくて、電話したり直接出向いたりして見積もりを取らなくてはいけないのが大変だった(50代)」などがあった。

 葬儀では費用を気にするケースが多く、インターネットなどで検索をして情報を収集する人が増えているようだ。

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