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派遣社員として働き続けたい人が50.1%に増加 7月は時給・求人数ともに前年同月比でプラスに

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2021/09/04 12:00

 株式会社マイナビは、現在派遣社員として働く、20歳から59歳の男女1,376名を対象に「2021年 派遣社員の意識・就労実態調査」を実施し、その結果を8月19日に発表した。調査期間は7月1日から5日。

 派遣社員と正社員としての勤務・働き方の違いを比較するため、項目ごとに派遣社員と正社員のどちらに当てはまるか聞いた。

 派遣社員が当てはまると回答した人が多かったのは、「飲み会の誘いなど断りやすく、人間関係で悩まない」(派遣社員54.1%・正社員4.6%・双方の差49.5ポイント 以下同順)や「急な休みや、残業なしなど、勤務時間の融通が利く」(46.5%・11.2%・35.3ポイント)、「未経験の業種・職種に就きやすい」(45.6%・11.0%・34.6ポイント)など。

 正社員が当てはまると回答した人が多かったのは、「雇用が安定している」(3.6%・67.3%・63.7ポイント)や「各種手当や福利厚生が手厚い」(2.5%・66.8%・64.2ポイント)だった。

 今後の働き方について意向を聞くと、「派遣社員として働きたい」が50.1%(前年44.0%)で、前年調査より6.1ポイント増えた。そのほかは、「正社員として働きたい」が24.1%(同25.4%)、「雇用形態にこだわらない」が22.7%(同25.8%)などだった。

 今後も派遣社員の就業を希望している人に、派遣契約形態別に派遣社員で働きたい理由を聞いた。多かった回答は、登録型派遣(有期雇用契約)では「勤務地を選べるから」(33.8%)や「職場を変えやすいから」(31.7%)、常用雇用型派遣(無期雇用契約)では「雇用保険や社会保険に加入できるから」(24.4%)や「責任が重くないから」(21.3%)、紹介予定派遣契約では「勤務地を選べるから」(24.4%)や「働く日数・時間を自分で選べるから」(23.2%)などだった。

 一方、ディップ株式会社は8月18日、7月の派遣時給データを発表した。調査結果は、同社の社員・派遣・パートの求人情報サイトに掲載された求人広告データをもとに集計した。

 7月の三大都市圏(関東、関西、東海)の平均時給は1,481円で、前月比では8円減少したものの、前年同月比では54円上昇した。

 職種別では、「事務・オフィス系」が1,509円(前年同月比33円増、前月比5円増・以下同順)、「販売・営業・飲食・サービス系」が1,448円(53円増、7円減)、「IT・エンジニア系」が2,101円(20円増、1円減)、「医療・介護・研究・教育系」が1,464円(83円増、20円減)、「工場・軽作業・物流・土木系」が1,273円(59円増、13円増)で、6職種中5職種の大カテゴリで前年同月を上回った。「WEB・クリエイター系」は1,760円(14円減、11円減)で、前年同月を下回った。

 派遣社員は雇用が安定しないなどのデメリットがあるものの、働き方の融通が利くなどメリットも多い。直近では派遣時給が増加傾向にあり、派遣社員として働き続けるメリットを感じる人も増えているようだ。

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