MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

お墓の心配事、27%が「世話する人がいない」 一方で「終活をしている」人は約20%

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2021/09/24 10:00

 一般社団法人終活協議会は、同社が運営する終活ガイド検定2級・3級資格取得者662名を対象に、お墓に関するアンケート形式の意識調査を実施し、その結果を8月10日に発表した。調査期間は4月から6月。

 お墓について聞くと、「承継している・守っているお墓がある」と回答した人は69%、実家のお墓参りに行く人は86%だった。お墓参りをする時期について聞くと、「お盆やお彼岸」が55%、「年末年始や帰省の時」が12%で、「決まっていない」が33%だった。

 お墓に関する心配事を聞くと、「お墓の世話をしてくれる人がいない」が27%、「お墓のことで子供に迷惑をかけるかもしれない」が19%、「お墓の維持や管理費など、経済的な負担が気になる」が17%で、「特に心配なことはない」は31%だった。

 入るお墓が決まっていないとしたら、どのようなお墓を希望するか聞くと、最も多かったのは「実家のお墓」の39%だった。そのほかでは、「散骨」(10%)、「樹木葬」(9%)、「納骨堂」(8%)などがあり、「考えていない」は23%だった。

 また、同社によると、最近はお墓にとらわれない考え方を持つ人が増えており、「自然葬」(樹木葬や、海や山・島への散骨といった自然へと還るお墓)や「手元供養・自宅供養」(自宅や身近なところに遺骨の全部または一部を保管して供養する方法)など、新しい形のお墓が注目されているという。

 一方、株式会社林商会は40代以上の男女を対象に「終活に関する意識調査」を実施し、296名(40代100名・50代100名・60代以上96名)から回答を得た。調査期間は3月30日から4月19日。

 終活の状況について聞くと、「終活をしている」は20%にとどまり、「終活は知っているがしていない」が76%を占めた。「終活を知らない」は4%。終活をしている人の割合は60代以上が23%で最も多くなったものの、50代が19%、40代が17%で、年齢による大きな差は見られなかった。

 終活をしている理由について聞くと、「家族に迷惑をかけたくないから」(58票)が最も多く、「遺産相続で、子供たちが揉めるのが嫌」「親の死後手続きが大変だった経験を踏まえて、自分の家族に迷惑をかけたくない」などといったコメントがあった。そのほかでは、「病気やケガで寝たきりになる場合に備えたいから」(19票)や「自分の人生の最後は自分の希望通りにしたいから」(14票)などがあった。

 また、終活で何をするべきか複数回答で聞くと、「不用品の整理・掃除」(58票)、「財産整理(生前贈与や増族の準備を含む)」(25票)、「エンディングノートの作成(ムービーを含む)」(22票)、「年賀状じまい」(18票)、「お墓の準備(墓じまい・お墓の購入含む)」(14票)の順で多かった。

 終活について知っている人は多いものの、実際に取り組んでいる人は少ないようだ。

【関連記事】
住友生命グループ、「終活相談付き みんなの葬儀保険」を開発
「終活」はなんのため? やりたいこと1位は「財産管理」
「終活」で実際にやったこと1位は「持ち物の整理」 2位は「エンディングノートを買う」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク


All contents copyright © 2007-2021 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5