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首都圏の中古マンションの平均、3,386万円に上昇 売却検討者は26%の人が「今は売り時」

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2021/10/09 12:00

 アットホーム株式会社は、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された中古マンションの価格動向について調査し、その結果を「2021年8月 首都圏における中古マンションの価格動向」にて9月28日に発表した。

 8月の首都圏の中古マンション1戸あたり平均価格は3,386万円で、前月比1.5%上昇した。エリア別の平均価格は、東京都では23区が前月比0.9%上昇の4,353万円で都下が同3.6%上昇の2,716万円だった。

 神奈川県は横浜市・川崎市が同3.5%上昇の3,109万円でその他エリアが同1.6%上昇の2,536万円、埼玉県はさいたま市が同2.3%下落の2,687万円でその他エリアが同3.5%上昇の2,203万円、千葉県は西部エリア(柏市、松戸市、流山市、我孫子市、市川市、浦安市、習志野市、船橋市)が同2.9%上昇の2,398万円でその他エリアが同1.6%上昇の1,739万円だった。

 また、前年同月比では全エリアが2カ月連続で上回り、東京23区、神奈川県(横浜市・川崎市とその他エリア)、埼玉県その他エリア、千葉県(西部エリア・その他エリア)の6エリアについては、2017年1月以降で最高額を更新した。

 一方、株式会社ツクルバが運営するカウカモは、東京23区でマンションを所有し、3年以内の売却を検討している200名を対象に「マンション売却に関する意識調査」を実施し、その結果を9月29日に発表した。調査期間は4月23日から27日。

 マンション売却時の不安を複数回答で聞くと、「築年数が古いこと」が32.0%で最も多く、2位の「売却費用がかかること」の21.0%を大きく上回った。そのほかでは、「内装状態が老朽化していること」(19.5%)、「次の住まいが見つかっていないこと」「売却開始から売却完了までの期間」(ともに19.0%)などがあり、「特にない」も21.0%いた。

 築年数が古いことを不安に思っている所有者を所有マンションの築年数別に見ると、「築年数20~30年未満」が47.6%、「築年数30~40年未満」が52.9%、「築年数40年以上」が90.0%で、築年数が20年を超えると一気に高まる傾向があった。

 なお、売却を検討する理由を複数回答で聞くと「より良い住まいに住み替える」が42.5%で最も多く、「今が売り時だと考えたため」が26.0%で続いた。そのほかでは、「物件老朽化のため」(14.5%)、「維持費が高いため」(13.5%)、「コロナでリモートワークになったため」(11.0%)などがあった。

 中古マンション価格が上昇傾向にある中、今が売り時と考えている人も少なくないようようだ。

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