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FIRE成功者の資産形成、1位は「株式投資」 一方、個人投資家の30%「コロナ禍で貯蓄が増加」

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2021/10/09 13:00

 株式会社LENDEXは、FIRE成功者1,005名を対象に、「FIRE実現に関する調査」を実施し、その結果を9月29日に発表した。調査期間は9月9日から10日。

 FIREとは近年注目されている概念で、「Financial Independence, Retire Early」を略した言葉。「経済的自立と早期リタイア」という意味があり、若いうちにまとまった資産を形成し、早期にリタイアをして、その後は資産の運用などで生活していくことを目指す。

 FIRE実現を目指した理由を複数回答で聞くと、「以前から自由な生活に憧れていた」(45.4%)、「自分らしい生き方・働き方をしたい」(41.1%)、「とにかく会社にとらわれるのがウンザリ」(30.9%)、「会社あるいは会社中心の働き方に未来を感じない」(25.8%)などが多かった。

 また、FIREを目指して何歳頃から準備を始めたのかを聞くと、「30歳以上」が36.4%で最も多く、「24歳~27歳」が21.1%で続いた。

 FIREに必要な資産を形成した手段を複数回答で聞くと、「株式投資」(47.2%)、「投資信託」(35.9%)、「預貯金」(32.3%)、「不動産投資」(21.5%)、「FX」(15.7%)の順で多かった。

 形成した資産の額を聞くと、「1,000万円以上3,000万円未満」が51.8%を占めた。そのほかでは、「3,000万円以上5,000万円未満」が21.4%、「5,000万円以上7,000万円未満」が14.2%、「7,000万円以上1億円未満」が5.7%、「1億円以上」が6.9%だった。FIRE成功者の資産形成方法では、株式投資が最も多いようだ。

 一方、マネックス証券株式会社は9月21日、「MONEX個人投資家サーベイ 2021年9月調査」の結果を発表した。調査対象者は同社に口座を保有している個人投資家1,117名、調査期間は9月10日から13日。

 コロナ禍での貯蓄額の変化を聞くと、52.3%の個人投資家が「あまり変化はない」との回答する一方、「大幅に増えた」が5.3%、「増えた」が30.1%、「減った」が10.0%、「大幅に減った」が2.3%で、貯蓄額が増えた個人投資家が多かった。

 また、新型コロナ収束後、支出を大きく増やす予定の項目を聞くと18.0%が「投資・貯蓄」と回答した。支出項目で「投資」を選んだ人に投資先を複数回答で聞くと、「国内外株式」が83.1%で最も多く、以下、「国内外投資信託」(38.8%)、「預金・定期預金」(16.4%)、「暗号資産」(9.5%)、「金」(7.0%)、「国内外債券」(6.0%)、「FX」(4.5%)の順で続いた。

 年間の支出予定額は、「10万円未満」が9.5%、「10万円以上50万円未満」が20.4%、「50万円以上100万円未満」が19.9%、「100万円以上200万円未満」が31.8%、「200万円以上400万円未満」が11.9%、「400万円以上」が6.5%だった。

 FIRE成功者は株式投資で実現した人が多いようだ。一方で昨年からのコロナ禍で貯蓄が増えた個人投資家も少なくないようだ。

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