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テレワーク、実施者の46.1%が「疲れを感じる」 メンタル不調の要因は「コミュニケーション不足」

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2021/10/23 11:00

 レバレジーズ株式会社が運営する就職支援サービス「ハタラクティブ」は、正社員として働いている22歳から59歳の536名を対象に「テレワーク満足度に関する調査」を実施し、その結果を10月12日に発表した。調査時期は9月13日から15日。

 テレワークの実施状況を調べると、現在もテレワークを実施している人は50.6%だった。テレワーク実施者271名の満足度を調べると、勤務先のテレワーク制度に「満足している」が18.1%、「どちらかというと満足している」が53.5%で、約7割が勤務先の制度に満足していた。「どちらかというと不満」は24.0%、「不満である」は4.4%だった。

 勤務先のテレワーク制度に不満を感じている77名に、企業に求める制度やサポートについて複数回答で尋ねると、「テレワーク環境を整えるツール類の導入」が45.5%で最も多く、「在宅勤務手当の支給」(39.0%)と「運用ルールの整備」(23.4%)が続いた。そのほかでは、「書類や印鑑のペーパーレス化」(19.5%)、「フレックスタイム制度の導入」(18.2%)、「社内コミュニケーションの活発化」(13.0%)などもあった。

 また、テレワーク実施者の46.1%が「テレワーク疲れを感じる」(かなり感じる7.0%・やや感じる39.1%)と回答。その原因を複数回答で聞くと、「肩こりや目の疲れ」(33.0%)、「座りっぱなしで疲れる」(33.0%)、「仕事とプライベートの区別がなく気分転換できない」(27.6%)、「周囲にちょっとした相談や雑談ができない」(26.1%)、「オンライン上でコミュニケーションが取りづらい」(25.3%)などがあった。

 一方、月刊総務は、全国の総務担当者255名を対象に「メンタルヘルスケアに関する調査」を実施し、その結果を9月30日に発表した。調査時期は9月14日から18日。

 テレワーク実施企業(N=218)に、テレワークの推進でストレスが増えているか聞くと、「とても増えた」が10.6%、「やや増えた」が44.0%、「やや減った」が16.1%、「とても減った」が10.1%、「変わらない」が19%だった。

 ストレスが増えた理由には「テレワーク規定がなく、指示も曖昧で仕事がしにくい」「仕事とプライベートの区切りがつかなくなった」などが、ストレスが減った理由には「来客対応、電話応対が相当減ったため作業がはかどる」「通勤時間が無くなったことによる時間の有効活用」などのコメントが寄せられた。

 新型コロナ感染拡大以降において、従業員のメンタル不調の要因が何だと思うか聞くと、「テレワークによるコミュニケーション不足・孤独感」が60.0%で最も多く、「外出しないことによる閉塞感」(56.5%)と「新型コロナウイルス感染への不安感」(54.9%)が続いた。

 コロナ禍でテレワークの導入が進んだものの、一方でストレスの増加やメンタルの不調を感じる人も出始めているようだ。

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