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コロナ禍の結婚観、「結婚式の実施に迷い」約9割 婚活層は結婚意向を強める傾向に

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2021/11/20 13:00

 株式会社リクルートは、2020年4月から2021年3月に挙式または披露宴・ウエディングパーティーを実施した3,586名を対象に「結婚トレンド調査」を実施し、その結果を11月4日に発表した。調査期間は4月1日から5月10日。

 コロナ禍での挙式、披露宴・ウエディングパーティーの実施についてどの程度迷ったか聞くと、「非常に迷った」が56.5%、「少し迷った」が34.1%で、90.6%が「迷った」と回答した。コロナ禍で実施に踏み切った理由を複数回答で聞くと、「親・親族が背中を押してくれたから」(54.5%)、「衛生面で安全な実施が可能だと思ったから」(41.6%)、「招待している友人など、親・親族以外の人が背中を押してくれたから」(36.8%)などが多かった。

 コロナ禍で挙式、披露宴・ウエディングパーティーに影響があった人は95.9%で、大半の人が影響を受けていた。影響の内容を複数回答で聞くと、「列席者・招待客を限定した」(68.2%)、「アルコール消毒液を設置、配布した」(61.2%)、「テーブルコーディネートで感染症対策を行った」(51.9%)、「列席者・招待者の申し出により出席キャンセルが発生した」(51.3%)などが多かった。

 挙式、披露宴・ウエディングパーティーの総額の平均は292万3,000円で、前年調査から70万円減少した。また、新型コロナの影響で予算・金額を縮小して実施した人の割合は35.3%で、縮小額の平均は124万8,000円だった。新型コロナは結婚にさまざまな影響を与え、当初の予定や予算を変更して実施した人は多いようだ。

 一方、マリアージュ総研(結婚相談所比較ネット)は、本気で結婚したいと考えている男女210名を対象にアンケート調査を実施し、その結果を11月8日に発表した。調査期間は9月1日から30日。

 コロナ禍で結婚に対する気持ちがどう変化したか聞くと、69.5%が「結婚したい気持ちが強まった」と回答した。気持ちの変化を具体的に聞くと、「誰かと一緒にいたい気持ちが高まった」が男性で34.57%、女性で31.78%となり、男女ともに最も多かった。

 そのほかでは、「精神的な支えが欲しい気持ちが高まった」は男性が18.52%で女性が21.71%、「寂しい老後をおくりたくないという気持ちが強まった」は男性が11.11%で女性が7.75%、「経済的な支えが欲しい気持ちが高まった」は男性が1.23%で女性が10.85%などとなった。

 コロナ禍の婚活意欲について聞くと「積極的になった」が49%を占め、「消極的になった」の21.9%を上回った。また、婚活にかける時間は36.5%が「以前より長くなった」と回答し、「以前より短くなった」の19.9%を、婚活にかけるお金は27%が「お金をかけるようになった」と回答し、「お金をかけなくなった」の19.7%をそれぞれ上回った。

 コロナ禍は結婚式の実施に影響を与えた一方で、婚活を行っている人は結婚したいと思う気持ちが強まった人が増えたようだ。

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