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早期退職希望者の6割以上が日本株に投資、利益が大きいのは米国株と不動産投資【早期退職者への投資調査】

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2021/11/18 10:00

 近年、大手企業の経営者が「45歳定年制」を提唱する、大手企業が早期退職者を募集するなど、「早期退職」が世間の話題となっている。また実際に早期退職を行い、FIRE(※1)を目指して投資を行い資産形成をしている人も多い。

 そこで金融・起業のスクール「Financial Free College」を運営するバイアンドホールドは、30~55歳の投資実行者の中で、早期退職した、または早期退職を希望する会社員250名を対象に「投資」についてアンケート調査を実施した。

調査結果サマリー

  • 投資をしている早期退職者・早期退職希望者の65%が「株式投資(日本株)」を行っている。「株式投資(米国株)」や「FX」、「仮想通貨」はよくニュースなどで取り上げられるものの、実際に投資するは39.5%~31.5%と、約3人に1人。
  • 「株式投資(米国株)」「不動産運用」は、約65%の人が利回り5%以上と回答し、「株式投資(日本株)」を上回る。

米国株人気の理由 

米国株は成長しつづけている

 日本株と比較すると、米国の株式市場は長期にわたって上昇を続けており、中には「わずか数年で株価が10倍以上になった」という株も存在している。その大きな要因のひとつとしては人口増加があげられる。米国は移民も多く、人口も増加し続けているので、この傾向はしばらく続くと考えられている。

少額からの取引が可能

 投資といえば多くの資金が必要と考えられがちだが、米国株は1株から購入できるので、数千円~数万円といった少額から取引が可能なことも人気の理由のひとつと考えられる。

米国株で重視するのは「配当金」

 日本では、持ち株に合わせて商品券や割引を受けることができる「株主優待」が人気。しかし米国株には株主優待は存在せず、「高い現金や配当」を重視する株主が多い。配当回数も年4回と日本に比べて多くなっている。例としてコカ・コーラは58年の間増配当を続けており、配当利回り3〜4%を推移している。こういった企業がいくつもあるのが米国株の特徴となっている。

株価と為替を組み合わせて二重の利益も

 米国株は「ドル」での取引が一般的。そうなると株価だけでなく、為替の動きも価値に影響する。もし株価の上昇と為替の円安が重なれば、二重で利益が発生する。これは日本円での取引にはない効果なので、真逆のパターンも存在するものの、米国株特有の魅力といえる。

調査概要

調査期間:2021年10月2日~10月3日
調査手法:インターネット調査(※2)
調査地域:全国
調査対象:30~55歳で投資しており、早期退職者または早期退職を希望する会社員
サンプル数:250人
※1 FIREとは「Financial Independence, Retire Early」の略語で、「経済的自立と早期リタイア」を意味する。定年となる前に仕事を辞め、貯蓄や退職金・年金などで生活すること。
※2 バイアンドホールド調べ

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