MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

ふるさと納税、5,000円から1万5,000円が最多 満足度が高かったのは「肉系の食品」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2021/11/27 11:00

 NTTコムリサーチは、20歳以上(学生を除く)の登録モニター1,119名を対象に「ふるさと納税」について調査を実施し、その結果を11月5日に発表した。調査日は5月18日。

 まず、ふるさと納税による寄付の実施状況を調べると、「実施したことがある」と回答したのは30.4%(実施率)で、前年の31.6%とほぼ同水準だった。年齢別の実施率は30代以下で38.5%、70代以上で21.1%となり、年齢層が上がるほど低くなった。

 ふるさと納税を実施した理由を聞くと、最も多かったのは「返礼品への興味」の43.2%で、前年の38.4%から増加。次いで多かったのは「節税対策」の37.1%で、前年の31.4%から増加した。そのほかでは、「社会貢献の一環」が11.8%(前年17.8%)、「出身地への貢献」が6.8%(同11.6%)だった。

 1回あたりの寄付の平均金額は、「5,000円以下」が3.8%、「5,000円超~1万円」が30.9%、「1万円超~1万5,000円」が31.2%、「1万5,000円超~2万円」が13.5%、「2万円超」が20.6%で、ボリュームゾーンは5,000円超から1万5,000円だった。また、1回あたりの寄付金額が「1万円超」の割合は65.3%で、前年の60.8%から増加した。

 なお、ふるさと納税の実施者に、受け取った返礼品を改めて購入したことがあるか聞くと、23.8%が「購入したことがある」と回答し、「購入したことはないが、購入したいと思う」の49.7%と合わせると、4人に3人が購入経験、もしくは意向を持っていた。返礼品によって、一定数がリピーターになっているようだ。

 一方、農業・ガーデニング・園芸・家庭菜園マガジン「AGRI PICK」は、ふるさと納税の経験者207名を対象に「ふるさと納税に関するアンケート調査」を実施し、その結果を11月17日に発表した。調査期間は9月29日から10月6日。

 満足度の高かった返礼品のジャンルを聞くと、最も高かったのは「食品(肉系)」の33.8%で、以下、「食品(魚介系)」(25.1%)、「食品(果物系)」(11.6%)、「その他食品」(9.7%)、「スイーツ」(6.8%)の順で続いた。満足した理由を聞くと、「普段買えないものだから(熊本県玉東町の馬刺し)」「定期便で12カ月いろいろな部位を食べることができたから(高知県大月町の力豚)」などがあった。

 不満だった返礼品のジャンルを聞くと、多い順に「食品(肉系)」(15.0%)、「食品(魚介系)」(12.6%)、「その他食品」(10.1%)、「食品(果物系)」(8.2%)などとなる一方、「なし」と回答した人が30.9%を占めた。不満だった理由には「イメージと違った」「スーパーでも買えた」などがあった。

 ふるさと納税では、その土地ならではの産品や普段買えない商品が返礼品としてもらえるケースも多く、全体的な満足度は高いようだ。

【関連記事】
ふるさと納税、74%の自治体で寄付額増加 一方、寄付者の52.7%が地域貢献・応援を意識
PayPayで「ふるさと納税」が可能に、寄付するとPayPayボーナスが戻ってくるキャンペーン
北海道、医療従事者支援のふるさと納税が1億円を突破、道民からの寄付が9割超

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク


All contents copyright © 2007-2022 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5