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リース・レンタル会社の給与ランキング 50年以上に渡って黒字経営のオリックスなど

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 今回はリース・レンタル会社を取り上げる。日本一は逃したが、1996年以来25年ぶりに日本シリーズに進出したプロ野球オリックス・バファローズの親会社であるオリックス、銀行系の三菱HCキャピタルなどの従業員年収推移に迫った。

50年以上にわたって黒字経営を継続する「オリックス」

 オリック(8591)は半世紀以上も前の1964年、日綿実業(現・双日)や三和銀行(現・三菱UFJ銀行)などを主要株主として、リース事業を展開するオリエント・リースとしてスタートした。

 リース事業は、途中解約不可のファイナンスリースとそれ以外のオペレーティングリースに大別される。オリックスはそれらリース事業を中心に多角化を推進。現在では「オリックスって何をしている会社?」と言われるまで、ビジネス領域を広げてきた。売上高に相当する営業収益は2兆円を突破。子会社・関連会社は1,000社を超す。

オリックスの事業分野と営業収益(売上高)

 自動車リース、レンタカー、カーシェアリング、航空機リース、不動産開発、企業投資、金融……。表にしたように「法人営業・メンテナンスリース(自動車および電子計測器・IT関連機器などのリース・レンタル)」「不動産」「事業投資」「生命保険」「銀行」など、事業分野は幅広い。車両管理台数は140万台強、保有航空機は投資先(関連会社)を含めれば約600機である。世界約30か国・地域に拠点を設けているグローバル企業だ。

 オリックスが国内外で手がける再生可能エネルギーの事業規模は、日本企業としてはトップクラス。多目的ドーム「京セラドーム大阪」や杉乃井ホテル(別府)も所有。関西圏3空港の運営(関西エアポート)も手がける。今後の進展は不透明だが、大阪市・大阪府が誘致を目指すカジノを中心とするIR(統合型リゾート)の事業者にも選定されている。売却報道が出ている会計ソフトの弥生も子会社だ。

 オリックスは、設立当初を除き50年以上にわたって黒字経営を継続している。「投資→回収→投資」を巧みに駆使してきた優良企業だ。従業員の平均年収推移も見ておこう。リーマンショックの影響でダウンした時期もあったが、600万円台、700万円台、800万円台と、10年3月期以降、基本的には右肩上がりである。

 平均年収額と平均年齢、従業員数などから推定すれば、40歳前には年収1,000万円に到達する水準だ。ここ1~2年におけるグループ全体の経費(販売及び管理費)に含まれる人件費総額はおよそ2,600億円。売上高の11%強に相当する金額だ。

オリックスの従業員年収推移
オリックスの従業員年収推移

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