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第5回 NYにつられ東京マーケットも下落 でも勝てます、信用取引なら

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2007/11/08 20:00

 信用取引で儲けるために重要なのは、ストラテジー(戦略作り)です。どんな局面でも利益を上げたいなら、売り建てを活用した「ショート・ストラテジー」を磨かなければなりません。

株取引で儲かるタイプのストラテジーを

 株式投資の世界では、しばしばカタカナ言葉が用いられます。例えば、買いのことを「ロング」、売りのことを「ショート」、建て玉のことを「ポジション」などと呼んだりします。

 また、戦略を立てることを、ストラテジーを立てるなどといったりします。信用取引でも使われるこれらの用語の中で、最も重要な言葉は何だと思いますか? それは、ストラテジーです。このストラテジーが株取引で儲かるタイプなのか、また、損するタイプなのかの鍵を握っていると言っても過言ではありません。

 なぜなら、ストラテジーが間違っていると、利益を上げられないばかりか、大損してしまうことも考えられるからです。

 では、現在の東京マーケットを見て、あなたならどのようなストラテジーをたてますか? まずは、現状分析からです。東京マーケットは、米国のサブプライムローン問題が世界経済に与える影響を読み切れていない状態が続いているといえます。

 その証拠にNYダウが上昇するときは、上昇の動きについていけず、米国市場が下落するときには、さらに大きく下げるといった状態が続いているからです。

この局面をどのようなストラテジーで乗り切るか

 また、現在9月中間期の決算発表が続いていますが、決算発表の結果、上方修正しても株価が下落する企業が散見される状態となっています。いわゆる材料出尽くしです。

 さらに、これまでほとんどマーケットから無視されてきた政治問題では、衆院と参院のねじれ状態により、いつ衆院解散、総選挙になるか分からないといった政治の不安定状態も続いていると言えるでしょう。

 こうなると、ますます短期的には東京マーケットの株は買いづらい状態になってきていると思えてくるのは、私だけでしょうか。

 先ほども質問しましたが、あなたなら、この局面をどのようなストラテジーで乗り切っていこうと考えますか? この局面でしっかりとしたストラテジーを立てられた投資家だけが次のステージへ進むことができるとしたら、あなたは何を重視してストラテジーを立てるでしょうか?

 この局面を乗り切るために第一に重要なこと、それはショート・ストラテジーです。上昇が続かない相場で買いを何度繰り返しても、利幅が薄いばかりか、いつかやられてしまうことになりかねません。また、そうなるとロングのスイングトレードもやりにくい状況といえるでしょう。

 したがって、ショート・ストラテジーを磨かなければならないのです。本当は、信用のショートは怖いなどと、いつまでも言っていられない状況なのです。

 それでは、上記の三局面を乗り切るためのショート・ストラテジーを簡単にお話していきましょう。


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著者プロフィール

  • 福永 博之(フクナガ ヒロユキ)

    株式会社インベストラスト代表取締役。IFTA国際検定テクニカルアナリスト。勧角証券(現みずほインベスターズ証券)を経て、DLJdirectSFG証券(現楽天証券)に入社。マーケティングマネジャー、投資情報室長、同社経済研究所チーフストラテジストを歴任。
    テレビ東京、CS日テレ、日経CNBCなどの株式関連のテレビ番組でコメンテーターとして出演するほか、ラジオNIKKEIの「和島秀樹のウィークエンド株!」ではレギュラーパーソナリティを務めて6年目になる。日経新聞やロイターニュースなどにマーケットコメントを発信し、個人投資家向けには「週刊エコノミスト投資の達人」や「ネットマネー」など、多数のマネー雑誌で投資戦略やテクニカル分析をプロの視点から解説。証券会社や証券取引所、銀行、高校などが主催する数多くのセミナーで講師を務め、人気を博している。
    現在、投資教育サイト「アイトラスト」の総監修とセミナー講師を務めるほか、早稲田大学オープンカレッジで非常勤講師も務める。
    著書に、『実力をつける信用取引』(パンローリング)、『デイトレ&スイング 短期トレード 完全攻略ノート』、『365日株式投資ノート』(以上、インデックス・コミュニケーションズ)、 『テクニカルチャート大百科』シリーズDVD(パンローリング)など、多数。

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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