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ゴールドマン・サックス「2007年 eワラント売買高ランキングトップ10」発表

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2008/02/20 15:00

 eワラントユーザーはeワラントをどう使っているのでしょうか。ゴールドマン・サックスが集計した「2007年 eワラント売買高ランキングトップ10」を発表します。(バックナンバーはこちら)

eワラントはどう使われているか

 eワラントで活発に取引される対象原資産を見ると、eワラントユーザーがeワラントをどう使っているかある程度推測することができると思われます。2007年のランキングを見ると以下のようになっていました。

2007年ゴールドマン・サックスにおけるeワラント売買高ランキングTop10 (対象原資産別)
順位 対象原資産
1位 日経平均
2位 米ドルリンク債
3位 任天堂
4位 みずほフィナンシャルグループ
5位 ソフトバンク
6位 楽天
7位 豪ドルリンク債
8位 ハンセン指数
9位 ニュージーランドドル リンク債
10位 SUMCO
(出所:ゴールドマン・サックス)

 これらに関して、取引状況などからeワラントが利用されていた理由を推測すると以下のようになると思われます。

理由その1. 投資資金が制約となる株式に投資可能

任天堂、みずほ

理由その2. 夜間取引も可能

日経平均、ハンセン指数、米ドルリンク債、豪ドルリンク債、ニュージーランドリンク債

理由その3. 値動きが大きくeワラントに適していた

任天堂、SUMCO、ソフトバンク、楽天

理由その4. 損失が投資元本に限定

日経平均、米ドルリンク債、豪ドルリンク債、ニュージーランドリンク債

理由その5. レバレッジ

日経平均、ハンセン指数

理由その6. 外国株をショートできる

ハンセン指数

日経、ハンセン指数、任天堂のコールもプットも使えるということ

 最近は各国株式市場の変動率が高まったこともあって、eワラントは活発な取引が続いています。取引上位の対象原資産にはいまのところあまり変化はありません。ただし、株価が下げる局面で日経、ハンセンと任天堂などを中心にプットの利用が増えています。

 なお、ショートポジションを持つ(株価が下げる局面に投資する)こと自体に必ずしも肯定的な見方をしない方もいるようですが、市場には様々な相場観を持った参加者が必要です。それによって流動性が提供され、取引に厚みができます。例えば買いたい人がいても、売ってくれる人がいなければ取引は成立しません。

 また、多くの機関投資家は保有株式のヘッジを機動的に行っています。一昔前は個人投資家にとっては多くの制約がありましたが、現在はeワラントなどで様々な相場観を投資に生かす機会が提供されているので、柔軟な発想で投資が行えます。

 ではまた次回。

 eワラント及びニアピンeワラントの手数料及びリスクについて、こちらをご確認ください。

※ 本連載は、マネックス証券発行の「マネックスメール」や松井証券発行の「松井証券マーケットプレゼンス」などに掲載された著者の記事をMoneyZine(マネージン)編集部が編集し、掲載したものです

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