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FXの確定申告 株と違ってややこしいので注意

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2008/03/03 09:30

 確定申告の時期がきた。FXに課される税金は株式市場のように統一されていないので注意が必要だ。取引業者によって税率も異なるし、課税方法も異なるからだ。(バックナンバーはこちら)

為替取引の課税方法はさまざま

 確定申告の季節になったので税金についてお話したい。為替の税金は株式市場のように統一されていない。業者によって税率も異なるし、課税方法も異なる。また株式と違い為替取引には源泉徴収で確定申告を行わないで済む特定口座というものはない。利益が出た年の翌年に確定申告をして税金を納めることになる。

税率について

 FXの税率については2種類ある。

税率その1 申告分離課税で20% (取引所為替証拠金取引)

「取引所為替証拠金取引( くりっく365)」で発生した利益は、雑所得として申告分離課税の対象になる。「くりっく365 」における利益に対する税率は所得にかかわらず一律であり税率は、所得税が15%、地方税が5%で計20%となる。

 また「くりっく365 」で生じた損益は、他の取引所で行われる日経平均先物取引、金先物取引、オプション取引など(受渡し決済を除く)で発生した損益と通算し、申告することが可能であるが、非取引所為替証拠金取引で発生した損益は、他の商品(上記の取引所取引)との損益通算を行うことができない。

 さらには「くりっく365 」で生じた損失の金額のうち、その年に控除しきれない金額については、確定申告により、翌年以後3年間にわたり、申告分離課税となる先物取引に係る雑所得等の金額から繰越控除できる。

 次に非取引所為替証拠金取引(くりっく365以外)のFXで発生した利益に課される税金を見ていこう。(次ページへ続く)


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著者プロフィール

  • 野村 雅道(ノムラ マサミチ)

    1979年東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。1982年ニューヨーク支店にて国際投資業務、外貨資金業務、外国為替業務に携わる。1985年帰国後、本店にて外国為替チーフディーラーとして活躍。1987年ファーストシカゴ銀行へ転出、スイス銀行を経てBNPパリバ銀行外国為替部市場部長。東京外国為替市場の中心として活躍した。現在は、FX湘南投資グループ代表(FSIG)ならびに専修大学、中京大学講師。テレビ、ラジオ、新聞などの国際経済のコメンテイターとして活躍中。為替を中心とした国際経済、日本経済の実践的な捉え方の講演会を全国的に行っている。著書に『働かずに毎年1000万円稼げる私の「FX」超活用術 』(講談社+α新書)など。執筆中のブログ「ID為替研究所」「ID為替レポート」「野村雅道と楽しい投資仲間達」も人気。

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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