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オンナに受けない街では儲からない!
理想は「女性誌に取り上げられる街」

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2008/02/26 10:05

どんなに堅固でデザインに優れた建物でも、それがゴミだらけ、酒臭い人が多い、イメージの悪い街に建っていたら、借り手は見つけにくい。年々、商店が潰れ、活気がなくなる街に住みたい人はいないだろう。そうした事態を考えれば、不動産投資の基本は街選びにあることが分かる。では、どんな街なら将来にわたって儲かるか? わかりやすいキーワードで考えてみよう。

住みたい人が多い街 = 女性が好きな街

 不動産投資で成功する街は、住みたい人が多い街。では、住みたい人が多い街とはどんな街か。

 参考になるのは、世の中に多種存在する「住んでみたい街ランキング」である。こうしたランキングをいくつか並べて、登場する街を見てみると、そこには長年共通して取り上げられている街と、再開発などで話題になりスポット的に人気が高くなった街のおおむね2種類があることが分かる。武蔵小杉や豊洲などは後者で、当然ながら、その人気がこの先も続くかどうかは判別しにくく、投資先としては微妙だ。しかし、長年にわたって安定した人気を保ち続けている街であれば、借りたい人が急にいなくなるとは考えにくい。

 そこで長年にわたって人気のある街を見てみると、これは見事に女性誌でよく取り上げられている街と重なる。吉祥寺、自由が丘、横浜、表参道、広尾、恵比寿……。つまり、不動産投資が成功する、住みたい人が多い街は女性が好きな街と重なっているのだ。

住んでみたい街ランキング(メジャーセブン)
順位   13 中目黒
1 自由が丘 14 新浦安
2 吉祥寺 15 品川
3 横浜 16 目黒
4 恵比寿 17 神楽坂
5 広尾 18 みなとみらい
6 二子玉川 19 青山
7 鎌倉 20 麻布十番
8 代官山 21 成城学園前
9 田園調布 22 下北沢
10 豊洲 23 白金
11 表参道 24 武蔵小杉
12 たまプラーザ 25 代々木上原
ひとり暮らしで住んでみたい街ランキング(goo)
順位
1 吉祥寺
2 自由が丘
3 恵比寿
4 鎌倉
5 横浜
6 二子玉川
7 下北沢
8 中野
9 品川
10 国立

 こうした街の第一の特徴は足回りが良く、いろいろな店やレストランがあって便利だという点。借りる立場で考えてみれば当然だが、便利さは賃貸物件に何よりも必要な条件。賃料や住宅価格は便利さに比例して高くなるもので、急行停車駅は各駅停車駅より最低でも5%、10%は高いのが一般的だし、駅から徒歩5分と徒歩10分もやはり5%、10%以上の価格差になる。足回りの便利さは生活の便利さとほぼイコールで、急行停車駅には人が多く集まるから、購買力も高く、店を出しても損はしない。だから、いろんな店が集まり、より活気を生む結果になるのである。

 この、いろんな店が集まるという点は女性受けを考えたときには非常に大事なポイントになる。男性は定食屋さんが1軒だけの街に住み、ほぼ毎食そこで食べることになってもそれほど不満には思わない。お店のおばちゃんと仲良くなれて、おまけをしてもらえてラッキーと思うことすらあるはずだ。ところが、女性はその店がいくらおいしい店であったとしても、毎日その店で食べなくてはいけないという事態そのものが不満だ。いくら秋刀魚の塩焼きがおいしくても、毎食秋刀魚はいや、たまにはおしゃれなイタリアンでも、と思うのが女性なのだ。

 考えてみれば、便利さとは多様性である。と書くと難しいが、今日は秋刀魚、明日はイタリアン、明後日はフレンチといろんな店が選べることが、すなわち多様性。いろんな店やレストランがあり、自分の好みや懐具合に合わせて選べる、選択肢が豊富にある街こそが女性に好まれる街なのだ。しかし、店やレストランが多くあっても、女性に好まれない街もある。それはなぜか?(次ページへ続く)


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本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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