MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

【先物】今はもう消えてしまったバブル時代の億万長者たち

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2007/11/20 10:01

 大枚を掴んだカリスマ投資家の多くも、2006年1月・2月・6月の三段階で消えていきました。07年、株式・先物・FX市場のすべてで、チャイナショック、サブプライム問題の急落により多くの個人投資家のみならず、ファンドまでもが消えていきました。なぜ彼らは負けてしまったのでしょうか?

日経225先物を始める前に

 皆様、はじめまして。
 新連載を担当させていただくことになりましたHeywardと申します。

 相場、先物取引のセオリーに基づき、個人投資家が陥りやすい「相場の罠」を考え、一風目線の違った相場の見方を交えつつ、悪い機関投資家に大切な個人資産をむしり取られないよう、先物取引について皆様と共に考え、取り組んでいければと思います!
 お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

 さて先物と言うと、とかく「特殊なもの」「恐ろしいもの」「ケツの毛まで抜かれるのでは?」とお思いの方も多いと思いますが、しっかりと知って臨めば、利益を生むことは可能です。

 ソクラテスの言葉に「無知の知」というものがあります。
 自分自身が無知であることを知っている人間は、自分自身が無知であることを知らない人間より賢い。真の知への探求は、まず自分が無知であることを知ることから始まるという意味です。

 先物取引(相場)に臨むにあたり、大切なことは、広い視野を持つことです。
 相場と言う世界で言えば、そして必要なのは、恐ろしさを知ることです!
 ということで、第1回目となる今回は、先物という市場にこだわらず相場全般と、相場の恐ろしさを考えてみたいと思います。

株長者となった彼らはどこへ消えたのか…

 振り返れば2004~05年、近所の本屋さんには、「○○万円が○億円に!」といった、華々しい投資ノウハウ本が並んでいました。

 そういったいわゆるカリスマ投資家の方々…、その後どうなったのでしょうか? どこへ行ってしまったのでしょうか? 最近その手の本も見かけませんし、ほとんど話も聞きません。

 例えば、30万円が1億円になった投資家がいたとしましょう。このようなケースは競馬の世界で言うコロガシ(勝ち分を次の勝負へ全額投資投機)をしていたわけです。レバレッジを効かせた集中投資で、強引にパフォーマンスを叩き出した結果が、息の短い投資(投機)生活、もしくは思いもしなかった結末を迎えてしまったのでしょう。

 株式信用取引であれば、1億円の資産が、下手をすれば瞬時に消え去ります。
 225先物取引であれば、1億あっても、あっという間に億円の負債を追う危険性をはらんでいます。
(信用・先物取引のレバレッジからして、全力売買をしていると一度の暴落で追証発生しSTOPしてもその位はいきます)


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

著者プロフィール

  • Heyward(ヘイワード)

    本業絶不調のため、やむなく相場で食っている一個人投資家。
    「勝たなくてもいい・負けなければ。負けても負けの金額を限定すること!」をテーゼに先物相場で日々奮闘中。
    楽観的・魅力的な先物相場の見方は証券会社にお任せして、私からは先物の恐ろしさ、個人投資家が陥りやすい相場に潜む罠、相場に起こる事象の見方・解釈、相場に挑む際の心の持ちよう等々を、個人投資家ならではの、しがらみのない立場で、皆様にお伝えできればと思います。
    日々の相場概観、ザラ場リアルタイム情報はブログ「株と先物の勉強会」にて更新中。

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

All contents copyright © 2007-2019 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5