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株式投資に成功したければ、
「嫌いな会社」を買いなさい!

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2008/04/15 06:03

 「坊主憎けりゃ袈裟まで」とは、よくいったもの。さて今回は、投資と投資家のメンタリティについてのお話を。  一般的にというか、巷にあるテキスト的には、「株の銘柄選びは、自分の好きな業種や会社から選びましょう」というのがセオリーだが、あえてそれはやめて、「むしろ、自分の嫌いな会社を選ぶようにしよう」と断言したい。

なぜあなたは「嫌いな会社(銘柄)」を買うべきなのか?

 4月1日に発表された日銀3月短観によると、大企業製造業・業況判断指数DⅠはプラス11で、12月短観より8ポイント、2期連続の悪化。2003年12月以来の低水準を記録した。なお、大企業非製造業・業況判断DⅠはプラス12。こちらも前回より4ポイント悪化している。

 今回の結果、大企業に関してはプラスにとどまったものの、大幅な後退であることは否めない。これを受けて、町村官房長官も「企業の景況感が2期連続で悪化しているということは、良い兆候ではない。企業収益も弱含み」と景気の足踏み状態を認めている。エイプリルフールの発表だが、まったく笑えない。

 株式市場にいたっては、なんとも悲惨だ。多くの企業の決算期末となる3月31日の日経平均終値は、1万2525円。先週末比294円安と大幅安を記録した。前年度末との比較では27.5%安と、ここでも不名誉な記録を歴史に刻むことに。なお、翌4月1日の前場は、前日比172円高と反発。その後も上昇が続いているが、いまだ低水準なのは否めない。

 こんな、精神衛生上もあまりよろしくない株式市場。これから始めようと思っている人にとっては安値買いのチャンスと映るかもしれないが(もちろん、今以上に株価が下がる危険性もある)、昨年半ばまでに高値掴みをした投資家にとっては、脂汗の毎日に違いないだろう。会社が倒産しない限り株券は紙くずにならないが、含み損を抱えることはストレスの毎日だ。独身ならまだしも、妻帯者なら家庭の不和にもつながったりして……。愛着のあった銘柄に対して、恨み節のひとつでもぶつけたくなるのではないだろうか。

 そこで、「銘柄選びは嫌いな会社から」なのである。あえて、自分の嫌いな会社を選ぶのだ。なぜかというと……それは、投資のストレスを少しでも軽くするためだ。


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本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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