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「ストップ高しやすい銘柄」の条件を考えてみました

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2008/05/18 09:00

 5月は例年IPOが少ない月です。そこで今回はIPOファンも大好きであると思われる「ストップ高」について考えてみたいと思います。(バックナンバーはこちら)

5月IPOは貴重な、たった「1社」だけ

 こんにちは、フィスコの岡村です。
 IPOがめっきり減って寂しい限りですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

 5月も、4月に続いてIPO社数はたったの1社です…。5月はGWを挟むために例年IPOが少ない月(昨年、一昨年はともに3社)ですから、社数が少ないこと自体は既定路線といえます。しかし、4月9日上場アールテック・ウエノからのIPOブランク日数は43営業日。これは史上でも稀にみる長期休止期間です。

 この期間、IPO好きな投資家は、直近IPO銘柄に資金を向けたようです。結果、直近IPO物色が息長く続き、結果的に買いエネルギーが蓄積されたように思われます。この資金が5月唯一のIPO「プライムワークス(3627)」に集中投下される可能性は高く、想像以上の初値高が実現されるでしょう!

 それでは、その貴重なIPO、東証マザーズ上場(5月23日)のプライムワークスを簡単に紹介します。


 同社は電子ブック(携帯コミックや携帯小説など)ビューワや、カスタムモバイル(携帯電話のディスプレイのカスタマイズ)を主力としています。ネット関連株ですが、そのなかでも人気の高いモバイル関連株といえます。

 市場では、公開規模(最大でも9.2億円)の軽量感、主幹事証券(新光証券)、業態面―などから、3月上場で人気化したアクセルマーク(3624)と重ねられているようです。

 アクセルマークは、上場後にJPモルガンが新規で大量取得したことも判明し、株価は初値比較で最大40%強上昇した人気株。これとの連想は強い支援材料となりそうです。公募価格を23万円と想定し、公募価格の2倍水準、あるいは類似会社のバリュエーション平均(予想PER45倍前後)を目安とした「45万円~55万円」が初値のメドとします。

 なんといっても、数少ないIPOであることによる希少価値、さらにIPO人気の高い「1株単位」「マザーズ上場」など、人気要素の引き出しの多さは目を見張ります。

 なお、過去の「月1(ツキイチ)IPO」事例の成績を振り返っておきます。

 2000年以降、月間IPO数が1社だった月は、今年の5月を含めて4回しかありません。前例3回は、すべて公開価格を初値が上回っています。

 ひとまず、公募株をゲットすれば利益をゲットできる可能性が高いといえそうです。出走場1頭の競馬で1着を予想するのが簡単なように、「月1案件」の勝利を予想することは必然といえば必然といえるかもしれませんが。

「ストップ高」こそ、最高にアドレナリンが放出される瞬間だ!

 さてIPOといえば、強烈な株価変化が魅力の市場です。


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