4月、5月に続いて6月も…
こんにちは、フィスコの岡村です。
国内のIPOは、6月もたった「1社」となっています。これで、4月・5月に続いて3ヶ月連続で月間IPO数は「1社」。
これは過去を振り返っても例のないことで、歴史的なIPO枯れ状態にあるといっても過言ではないでしょう。下のグラフは、直近のIPOのスケジュール帳です。

ご覧のように、空白だらけです…。これでは、IPOそのものへの興味が薄れてしまう、そんな不安も感じずにはいられませんね。
なお、例年でいえば、6月はIPO数の多い月といえます。それなのに今年は1社ということで、懸念視されているわけです。4~6月までの新年度3ヶ月間のIPO数で見ても、今年の激減ぶりは異常であることが分かります。(以下グラフ参照)
IPOがこれだけ大幅に減っている理由ですが、これは第10回のレポートをもう一度確認してみてください。
次に6月唯一のIPOをチェックしてみましょう。(次ページへ続く)