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FXブームが日本にやってきた
FX拡大期(1998年-2005年)前編

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2008/07/16 12:00

 FX取引を理解するのに重要なことは為替全体の流れを知ることだ。今回はFXが日本で始まってから、個人投資家にブームなった経緯と、次々と「FX長者」が生まれた背景を探っていきたい。(後編はこちら)(バックナンバーはこちら)

FXが個人投資家に浸透した理由とは?

 個人に為替取引が解放されて10年。「FX(外国為替証拠金取引)」は、投資家の身近な資産運用先として定着している。

 FXの歴史について振り返る当企画。前回は前編後編の2回に分けて、FXが生まれた経緯など、その黎明期について追ってみた。続きとなる今回は、FXが市場で認知され、人気を獲得していった「FX拡大期」について、前回と同じく、上田ハーロー株式会社・マーケット企画部の吉田文吾氏に伺い、その過程をまとめた。

法改正がブームのきっかけ

 1998年、新改正外為法の試行により為銀主義が撤廃された日本。これに伴い、FX取引を提供する会社も誕生。当初は、同じく証拠金取引を扱う先物会社の参入が目立ち、その後、外為ブローカーや証券会社、専業の取引会社の参入が相次いだ。

 ところが、急激な市場の拡大により、質の低い取引会社も登場した。FX会社を指導する監督官庁や法律がなかったのも原因だ。

 誠実にサービスを提供する会社の裏で、顧客に過剰な売買を勧める会社や、顧客から預かった資金を勝手に運用に回す、経営の悪化に伴い顧客の資金を持ち逃げする会社など、顧客との間でトラブルが発生。いわゆる悪徳会社が目立ち始めた。それは次第に社会問題まで発展。FXにはネガティブなイメージがつきまとうようになった。

 このような問題を受けて、金融庁は法改正に着手。実施されたのが、2005年7月の「金融先物取引法」の改正だ。上田ハーローのマーケット企画部・吉田文吾氏も「金融先物取引法」の改正が必要に迫られたものだったと当時を回顧する。

「業態は伸びてきているのに取り締まる法律がない、というのがそれまでの状況でしたが、あいまいだった規制やルールが、この法律のもと、管理・運営されることになりました」(吉田氏、以下同)

 吉田氏が挙げる、金融先物取引法の改正ポイントは以下の通りだ。

 法改正のインパクトは強く、取引会社の登録制が始まったことからも悪徳会社は激減。FXに対するイメージは、「株など他の投資と同様でリスクはあるが、少額で始められる外為投資」という認識が広まる。

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著者プロフィール

  • 大正谷 成晴(オショウダニ シゲハル)

    1973年生まれ。投資をこよなく愛するフリーランスの作家・ライター・エディター。2001年よりビジネス誌を中心に活動を開始。得意分野はFXで、裁量トレードからシストレまで幅広く実践し、自らの資産運用に力を入れている。趣味はサイクリング、料理、そして投資。

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本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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