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【給料】買収・合併が生んだ逆転劇 「一寸先は闇のサラリーマン人生」

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 拡がるサラリーマン人生につきものの子会社や関連会社への出向・転籍。一般的には本社残留組が“勝ち組”、出向・転職組が“負け組”と思われがちだが必ずしもそうだろうか…。サラリーマンの運不運はどう転ぶかわからないのが現状だ。(バックナンバーはこちら)

あなたは今後の給料に無関心でいられるだろうか?

 これまで流通の中核を担ってきた大手百貨店やスーパーの再編が急ピッチだ。
 9月には大丸松坂屋ホールディングス( HD )が経営統合し、J.フロントリテイリングとしてスタート。続く10月には、阪急百貨店と阪神百貨店が持株会社エイチ・ツー・オーリテイリング傘下として集結した。来年4月の経営統合を予定しているのが伊勢丹と三越である。

 スーパー業界でも、かつては小売日本一だったダイエーが事実上、イオン連合に入ったほか、セブン-イレブン・ジャパンとイトーヨーカ堂を擁するセブン&アイHDはすでに、そごうと西武百貨店をグループに収めている。

 市場の縮小がこうした流通の大再編を促していることはいうまでもない。およそ10年もの間、百貨店業界もスーパー業界も対前年比で販売の減少が続いている。ただし、当該社員にとっては、再編の行方もさることながら、待遇、とりわけ今後の給料に無関心ではいられない。

拡がる業界内格差

 下の表にあるように、大丸と松坂屋HD傘下の松坂屋では40万円、伊勢丹と三越にいたっては、従業員の平均年収で約120万円の格差が存在しているのだ。

主要百貨店の従業員平均年収
主要百貨店の従業員平均年収

 阪神百貨店阪急阪神HG傘下。その阪急阪神HDとやや距離を置いていたのが阪急百貨店である。こうした資本のねじれを超えて統合する2社も、比較可能な05年ベースでは、阪急百貨店が阪神百貨店を20万円ほど上回っていた。

 こうした格差は今後どうなっていくのだろうか。


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本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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