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商品版FXがついに登場! 「商品CFD取引」のしくみとは?

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2007/12/04 07:30

金や原油などのコモディティ市場に新たに登場した「商品CFD取引」をご存知だろうか?FXサービスの提供会社としても知られるイーストヒル ジャパン株式会社に、同社が提供する商品CFD取引のしくみとその特徴を聞いた。

価格上昇を続ける商品市場で新たな金融商品が本格的に参入

 一時は1バレル100ドルの大台に迫るなど、過去最高高値を記録した原油価格。ガソリン価格への影響は深刻で、いまや家計を逼迫するまでに至っている。8月には600ドル台だった金価格も11月下旬には800ドル台と、依然、右肩上がりの状況が続く、資源・貴金属といったコモディティ価格。バイオ燃料関連による穀物価格の上昇も記憶に新しいところ。中国やインドといったBRICs諸国や、それ追随するVISTAの次世代新興諸国の経済成長は、これらコモディティ価格をさらに押し上げる要因として世界中から注目されている。

 こういったコモディティ価格の高騰に伴い注目を浴びているのが、商品先物取引などに代表されるコモディティ市場だ。かつてはそのリスクや投機性の高さから敬遠されていた商品先物取引も、オンライン取引の普及に伴い身近な存在となり、実際に取引しているビジネスマンも少なくない。

 そんな中、コモディティ市場に新たな金融商品が登場した。それがコモディティ版FXともいえる、「CFD取引」だ。

注目のキーワード「CFD」とは?

 CFDとは「Contract for Difference」の略で、商品、金融証券、またはそれらを元に派生した金融商品などの取引における「差金決済」を指す。株式投資のように取引所が注文の取次ぎを行う取引所取引ではなく、投資家が取引する相手(取引会社)がそのまま取引相手となる、相対取引(非取引所取引)での決済となる。

 また、証拠金を用いる金融商品である点もCFDの特徴。投資家は一定の保証金を取引会社に預けることで、投資資金の何倍もの商品の売買ができる。いわゆる、「レバレッジ」を効かせた取引で、資金効率・投資効果の高い資産運用が可能だ。さらには、レートの上昇時に利益を取る「ロング(買いポジション)」だけではなく、下降局面でも利益を得られる「ショート(売りポジション)」から相場に入れるのも特徴のひとつ。相場の流れに関係なく、どのような局面でも利益を追求できる。加えてCFD取引でユニークなのは、商品によってはスワップ金利を得られること。……こういった特徴を総合しても、CFD取引がFX(外国為替証拠金取引)に似ているというのもうなづけるだろう。

イーストヒル ジャパンの取引ツール

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著者プロフィール

  • 大正谷 成晴(オショウダニ シゲハル)

    1973年生まれ。投資をこよなく愛するフリーランスの作家・ライター・エディター。2001年よりビジネス誌を中心に活動を開始。得意分野はFXで、裁量トレードからシストレまで幅広く実践し、自らの資産運用に力を入れている。趣味はサイクリング、料理、そして投資。

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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