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クリーニングに出すとワイシャツは擦り切れる?
パリのプロ家事「ファム・ド・メナージュ」とは

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2008/08/20 09:00

 女性が結婚後も仕事を続けるのが、めずらしくなくなりました。それはパリでも同様。今回は、パリのマダムを助けながら、経済的でもある家事のプロの話をしましょう。【バックナンバーはこちら】

コンビニも不二家もない村や町で焼き菓子屋をしてほしい

 第1回目にも書きましたが、私は<あなたにも作れるお菓子を買って>をコンセプトに、神楽坂で焼き菓子屋さんをやっています。ショップと製菓スペースの間を、行き来する女の子たち。作る人と売る人が、ここでは同じです。紫とピンクを混ぜたような、モーブのTシャツをユニホームにしました。

 <あなたも作れる・・・>のコンセプトの裏には、実は私なりの思惑があります。都会のお菓子屋さんで働いた女性に、地方の生家に戻って同じようなお菓子屋さんを開いてほしい。結婚しても子どもがいても、片手間で焼きたてケーキのお店ができたら素敵でしょ。かわいいケーキ屋さんを仕切る女性の姿を、うきうき気分で思い描いたものでした。

 はじめるにあたり、赤字は困りますが、儲からなくてもいいというのが本心でした。そのことは今もかわりません。ただ…儲からなくてもいいという気持ちに変わりはございませんが1年以上たった今、その気持ちの修正を迫られたのが現実です。

 儲からなくてもいいけれど、ボヤボヤしていたらせっかく開いたお店が潰れる! そんな悲哀を、オープン早々に味わいました。真夏にマドレーヌを食べたいと思う方がいらっしゃらないように、夏の2ヵ月は焼き菓子屋の受難月。とんとお客様がいらっしゃらない毎日を痛恨の思いでいたのは当の私ではなく、スタッフの女性たちでした。仕事と成果がかならずしもイコールではないことを、身を持って体験しているフリーランス稼業の私は、待てば海路の日和よりの諺を念じておりましたが(笑)。

 最近では、わが国の一般企業でも女性の活躍がめざましいようですが、やはり家庭との両立は永遠のテーマ。私の知っているフランスのマダムがどうしているか、皆さんの参考になるよう、ご紹介しましょう。


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本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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