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相場の神様に愛される投資家、嫌われる投資家

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2008/08/27 09:00

今回は個人投資家の「投資に対する姿勢」について述べたい。個人投資家は「儲けたい」という欲は立派なくせに、投資に対する姿勢が全然なっていない。これでは相場の神様に見放されても仕方ない。愛される投資家となるべく、努力してほしいものだ。【バックナンバーはこちら】

長期休暇は稼ぎどき

 個人投資家はとにかく相場に対して考えが甘すぎる。投資結果を真摯に受け止めず、自分の都合のいいように解釈する習性がある。責任を他人に転嫁し、「決して自分は悪くない」と豪語する。夏休みシーズンになれば、ポジションを放っておいたまま旅行に出掛け、2週間後に帰ってみたらビックリ、などという失態を繰り返すのだ。

 そのような杜撰(ずさん)な管理、甘い考えを持った投資家に対して、決して「天」は味方になってくれない。休み明け後は「巨額損失という不幸」を送り付けてくるのだ。「いや~、放って置いたら旅行費用が出ちゃったよ」とは決してならないのだ。

 もし真剣に相場と対峙しているのであれば、注文不可能な状態になるときは、必ずポジションをクローズすること。本当はそのような休暇を取ること自体タブーなのだが、どうしても必要ならば、せめてポジションだけは閉じるべきなのだ。

 でも、投資家の多くは、「大丈夫だよ、少しくらい」「放っておけば何とかなるさ」ぐらいにしか感じておらず、自分が海外でバカンスを楽しんでいる間、市場が大パニックになることなど想像だにしていない。完全なる「想像力の欠如」である。

 そんな素人集団がウヨウヨしているなかで、ホンモノのプロが見逃すわけがない。相場を動かすのは、素人がいないお盆休みやゴールデンウィークと決まっているからだ。それは「広場に持ち主不明の財布がゴロゴロ転がっているようなもの」であり、守銭奴にとっては「絶好の漁場」なのである。「あっ、ここにも財布が、あっここにも、あっここにもお金が」となるのである。

 だから自分の資産はしっかりと自分で守らなければならない。大混雑のデパートに出かけて幼いわが子の手をしっかり握って離さないように、自分の資産も必ず自分の管理下に置かなければならないのだ。誘拐されたあとに「おもちゃ売り場にいると思ったのに…」と後悔しても遅いのである。


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本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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