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投資やるなら覚えとけ「行動ファイナンス プロスペクト理論」

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2008/10/06 09:00

 自己の投資売買記録を継続的につけることで、自己の相場を見る目の歪み(癖)、売買行動の癖を把握しましょうということを、これまで書いてきましたが、今回は一般的に投資家とは、どのような心理に陥りやすいのか、どのような習性があるのかということについて書いてみたいと思います。(バックナンバーはこちら)

投資家は相場において負けを選好する

 相場で自ら「負けたい」と思っている投資家など存在しません。しかし、なぜか投資家は自ら負けようとする心理状態に陥りやすく、自ら相場で負けるための行動を選好する習性があると言われています。陥りやすいというよりも、大多数の人が元来持っている思考が、相場で負けようとするものと言った方がいいのかもしれません。

 その最たる投資理論の1つ「行動ファイナンス理論の1つであるプロスペクト理論」を、問題と例を使って、説明してみたいと思います。

 投資中級者以上、ある程度の投資書籍を読まれた方には、「またこの話か!」と言われそうですが、これは投資家の心理を表すもっとも有名で、もっとも分かりやすい例です。
 投資・投機初心者様には考える価値のある、知っておいて損はない問題と思われますので、取り上げてみます。

 以下の問題から、どちらか一つの答えを選んでみてください。

 さてあなたはどちらを選びますか?
 そして問題をもう1つ。

さて、あなたはどちらを選びましたか?

Q1では、多くの方が、①の確実に100万円をGETできる方を選んだのではないでしょうか?
Q2では、少なくない方々が、お金を失いたくないとの思いから、②のサイコロ勝負を選んだのではないでしょうか?

投資家は利益に対して臆病で、リスクに対して鈍感

 では、相場的に(数学的に)どちらが、資金を増やすために・資金を減らさないために効率的な回答かということを検証してみましょう。


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著者プロフィール

  • Heyward(ヘイワード)

    本業絶不調のため、やむなく相場で食っている一個人投資家。
    「勝たなくてもいい・負けなければ。負けても負けの金額を限定すること!」をテーゼに先物相場で日々奮闘中。
    楽観的・魅力的な先物相場の見方は証券会社にお任せして、私からは先物の恐ろしさ、個人投資家が陥りやすい相場に潜む罠、相場に起こる事象の見方・解釈、相場に挑む際の心の持ちよう等々を、個人投資家ならではの、しがらみのない立場で、皆様にお伝えできればと思います。
    日々の相場概観、ザラ場リアルタイム情報はブログ「株と先物の勉強会」にて更新中。

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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