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相場における資金管理、ロットコントロールを身につける~その2

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2008/10/22 09:00

 前回は、資金管理、ロットコントロールの概念的な話をしてみました。今回は、それを身につけるための、投資・投機初心者様向けの具体的な手法と自己投資資金・損失許容額の認識の仕方を数字を交えて見ていきましょう。(バックナンバーはこちら)

資金管理、ロットコントロールができない方へ

 前回書きました通り、投資活動における理想(投資中上級者レベル)は、十分な余力(保証金、預貯金等)を持ち、資金的・精神的余力を背景に、投資理論に基づいた必要な玉を建て、収益を上げることです。

 しかし、それは容易なことではありません。
 では、「資金的・精神的余力を背景に、投資理論に基づいた必要な玉を建て、収益を上げる?そんなこと無理だ!」「できるはずがない!」「人はそれほど強くない!」という方は、どうすればいいのでしょうか。

 かなり酷な言い方になり申し訳ないのですが、それをすると固く心に誓い、それが出来ると確信するまでは、投資活動を控えるのが一番かもしれません。なんとなく投資を始めて、勝てるほど相場は甘くありませんし、なんとなく始めてたまたま勝ってしまえば、ほとんどの投資家は勘違いし、その後不幸な結末をたどることが多いのです。

 しかし、やってみなければ分からない、やってみなければ資金管理、ロットコントロールのスキルは身につかないという側面もあることは事実です。

 そういう方にお勧めできる、リスクの限定される数少ない方法の一つは、証券会社の口座へ自己の想定売買金額以上に入金しないことです。そうすることで、相場における追証のリスクは高まりますが、実生活、将来の生活へのリスクは格段に減少します。

自己の想定投資金額と、想定投資期間を決めよう

 まずは、自己の想定投資金額を決めましょう。そしてその想定投資金額が何ヶ月(何年)でなくなってもいいのかという想定投資期間を考えてみましょう。

「なくなってもいい金などない!」と言われそうですが、投資において大切な考え方は、「想定売買金額」≒「実生活、将来の生活に影響を与えない投資資金」≒「(当面)いらないお金」です。(詳しくは、第10回記事をどうぞ。)

 資金管理において大切なことは、「必要なお金」と「(当面)いらないお金」を分けて考えることなのです。

想定投資金額が30万円、想定投資期間が3ヶ月の場合

 その考え方に従い、具体例を挙げてみましょう。


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著者プロフィール

  • Heyward(ヘイワード)

    本業絶不調のため、やむなく相場で食っている一個人投資家。
    「勝たなくてもいい・負けなければ。負けても負けの金額を限定すること!」をテーゼに先物相場で日々奮闘中。
    楽観的・魅力的な先物相場の見方は証券会社にお任せして、私からは先物の恐ろしさ、個人投資家が陥りやすい相場に潜む罠、相場に起こる事象の見方・解釈、相場に挑む際の心の持ちよう等々を、個人投資家ならではの、しがらみのない立場で、皆様にお伝えできればと思います。
    日々の相場概観、ザラ場リアルタイム情報はブログ「株と先物の勉強会」にて更新中。

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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