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な~んだ、そういうことだったのか
「投資信託のしくみ」

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2008/10/21 09:00

 小額の資金から運用をプロにお任せできる投資信託。ただひとくちに投資信託と言っても、その種類や内容はさまざまです。本連載では、私が中立の立場で初心者の方でもわかりやすいように投資信託の仕組みと紹介をしていきたいと思います。

投資信託のメリットとリスク

 今回から投資信託について、執筆させていただきます。投資教育会社(株)インベストラストの福永です。よろしくお願いいたします。

 早速ですが、詳しく知らない方のために投資信託の仕組みについてお話ししたいと思います。投資信託とは、投資家からお金を集め、まとまった資金にした後、その資金を株式や債券などで運用する金融商品のことを言います。

 この投資信託のことを、よくファンドと呼んでいますが、海外のヘッジファンドと、この投資信託は運用方針が異なるものなので注意してください。

 さて、この投資信託ですが、1万円程度から始められるため、気軽に始められる投資としてニーズが出てきているようです。そもそも、株式投資を始めようと考えたとき、直接投資するには、ある程度まとまった資金が必要になります。また、一人でまとまった資金を蓄えようとするには時間が必要なため、株を買うタイミングを逃すことになりかねません。

 そこで、考えられたのが投資信託です。先ほどお話したように、投資信託は小口の資金を集め、まとまった資金にして投資を行います。したがって、一人では買えなかった、ソニーやキヤノンなどといった国際優良株に投資することができるようになるのです。これは投資信託ならではのメリットと言えるでしょう。

 一方で、投資信託は投資した金額分だけ、元本及び分配金などが帰ってくる仕組みになっているため、株式投資と同じ特徴を持っているといえるでしょう。ただし、投資信託が運用している商品自体は株式なので、投資信託が購入した株式が値下がりした場合は、価格が下がった分だけ、損失を被ることになりますから注意が必要です。

 このように投資信託を購入することは、間接的に株式に投資をしていることになり、手元の資金で買うことができない高額の株式でも、投資した割合の分だけ購入したことになり、その割合だけ値上がり益や配当分を享受できる仕組みとなっているのです。詳細はこちらをご覧ください。

出典:「投資信託協会」ホームページ

 上記のように、投資家が証券会社や銀行などの販売会社で投資信託を購入し、その資金が、証券会社を通じて投信委託会社、信託銀行を通じて、株式などの金融商品に投資を行い、その収益が分配金や償還金という形で、投資家に還元される仕組みとなっているわけです。

 ここまでお話した投資信託は、株式に投資するものでしたが、実際には、いろいろな種類があります。いったいどのようなものがあるのか見ていきましょう。


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著者プロフィール

  • 福永 博之(フクナガ ヒロユキ)

    株式会社インベストラスト代表取締役。IFTA国際検定テクニカルアナリスト。勧角証券(現みずほインベスターズ証券)を経て、DLJdirectSFG証券(現楽天証券)に入社。マーケティングマネジャー、投資情報室長、同社経済研究所チーフストラテジストを歴任。
    テレビ東京、CS日テレ、日経CNBCなどの株式関連のテレビ番組でコメンテーターとして出演するほか、ラジオNIKKEIの「和島秀樹のウィークエンド株!」ではレギュラーパーソナリティを務めて6年目になる。日経新聞やロイターニュースなどにマーケットコメントを発信し、個人投資家向けには「週刊エコノミスト投資の達人」や「ネットマネー」など、多数のマネー雑誌で投資戦略やテクニカル分析をプロの視点から解説。証券会社や証券取引所、銀行、高校などが主催する数多くのセミナーで講師を務め、人気を博している。
    現在、投資教育サイト「アイトラスト」の総監修とセミナー講師を務めるほか、早稲田大学オープンカレッジで非常勤講師も務める。
    著書に、『実力をつける信用取引』(パンローリング)、『デイトレ&スイング 短期トレード 完全攻略ノート』、『365日株式投資ノート』(以上、インデックス・コミュニケーションズ)、 『テクニカルチャート大百科』シリーズDVD(パンローリング)など、多数。

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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